土間口のキップ売り場の控え場所で、当日案内する、小冊子の製本をしながら、
遥かなる来客の来訪を待ち受けた。
GWの真っ只中もあって、本陣目指すお客は切れ目なく後から後からやってくる。
待ち合わせの定刻15時に受け付け口を通して、集団のお客さんから名前を呼ばれ
何とかご対面が出来、雑踏の中、憚ること無く皆さんとご挨拶した。

さあどうしょう、此処本陣は出来るなら自らご案内したかったが、混み合う会場にまま
成らず、他のお客様の群れに混じって頂き、当日の案内さんにお任せした。
案内も終わり畳から土間に降り、佐藤彦五郎血縁の福子さんにご紹介、一緒に写真
撮影を撮って頂き、無事お出迎えのセレモニーは終わった。
さて、これからが本番、雑踏の本陣から外に出た。

上部は四季の花と鳥を丹念に彫った欄間
一番奥に見える部屋が市村鉄之介が匿われた部屋

庭・建物と幕末ロマンがたっぷり残される。
感激のあまり、思わず畳みにうずくまり、固まるフアンも
何人かおられます。