八王子市内から陣馬街道を陣馬高原へ向かう。
陣馬街道沿いの街角の一角、靴屋さんの店先で"新撰組隊士 中島登"の石碑を発見した。
こんな所に"新撰組隊士"の石碑を見ただけで感激の出会いであった。
石碑の裏側にある、3人は以下の通りである。

□中島節也
「中島節也」氏は「登」後妻よねの子「中島義一」の子で、「登」のお孫さんに当たる。
「登」の従軍行動の懺悔の意味で「登」の姉妹や子が出家しているが「中島節也」氏も本立寺住職
として、今なお新選組隊士、「中島登」強い影響下でその遺志を継いでいた。
その遺志の一つとしてこの"中島登出生地の碑"もあるようだ。

□中島登
「中島登」氏はややっこしいが「登」と同姓同名であるが、「登」の先妻マスの子の登一郎の孫にあたり、
「登」の曾孫にあたる。浜松で「登」が築き上げた中島銃砲店を継いでいた。
「中村」氏は同地を大正2年(1913)中島家の後見から買い受けた中村家を継ぐ方である。

□中村家
中村家は「中島登」転出してしまった以降の"元屋敷の墓"として曹土宗観栖寺にある中島家の実家
の墓をずっと守っていた。
「中島節也」氏の代になって、当地に墓地があることを探しあて、始めて中島家の末裔の方に先祖との
再会が出来たのは最近の様だ。
"先祖の地再発見"、末裔の方、墓を守った方、3人のそんな意志を込めらこの碑が建てられたようだ。

□陣馬街道筋、中島登の史跡